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孤独を感じる人へ  引きこもりには〇〇を!閉じこもる未来

コロナで人と会うことが減り、孤独に感じるときはありますか?

 

くつやのマルチン 

原作 トルストイの童話はしってますか?

 


マルチンは老いた靴屋で、一人ぼっちで寂しく暮らしていました。

最愛の妻に先立たれて、息子と二人で暮らしていましたが、やがて息子も病気のために死んでしまいます。

マルチンは生きる望みを失い、友だちが祭りに誘っても行く気にさえならず、引きこもっていたのです。


ある日、訪ねてきた牧師から「古い聖書を綴(と)じ直して欲しい」と頼まれます。

その夜、聖書を読みながら眠ってしまったマルチンに、神からのお告げがあったのです。

「明日おまえを訪ねるからね」と、、、


翌日、マルチンは朝早く目を覚ましました。

いつもと気分は違っています。

神様を出迎えるために一生懸命部屋を掃除していると、外に雪かきの掃除人を見かけて温かい紅茶をご馳走しました。

掃除人はとても嬉しそうでした。


しばらくすると、赤ちゃんを抱いた婦人が真冬の寒さの中、コートも着ないで歩いていました。

マルチンは家に婦人を招き入れ、暖炉で温まってもらい、パンとシチューを食べさせ、自分の肩掛けをあげたのです。


すっかり薄暗くなったころ、マルチンの店の前をりんご売りのおばあさんが通りかかり、カゴを肩から下ろして座り込みました。

そこへ、貧しい少年がやってきてりんごを奪って逃げたのです。

マルチンは、大急ぎで少年をつかまえておばあさんには子どもをゆるしてくれるように頼み、子どもにはりんごを一つ買って手渡しました。


結局、神は現れませんでした、、、

でも自分が世界で一番憐(あわ)れだと思っていたマルチンは、もっとかわいそうな人がいることに気づく。

 

そして、自分のような者でも、人にやさしくしてあげ られることがわかり、何だか心の中がとても温かくなっていく。


その日の夜、マルチンが椅子に座って聖書を開くと、神が現れて、「今日おまえが出会った者たちはすべて私だよ」と話す。

 

実は、この『くつやのマルチン』の原題

『愛のあるところに、神もある』というもの。

 

私たちが愛のある行動をとるとき、そこに神がおられる。

 

すべてのものを神を扱うように大切に扱えば、心豊かにあたたかい気持ちになれ、孤独や不幸な思いは消えてしまうのだといいます。

 


それに気づいたマルチンは、本来のやさしくて活動的な自分を思い出し、親友と一緒に町のお祭りへと出かけていきます。

 

『くつやのマルチン』には、多くの孤独な人たちが登場します。

雪かき掃除人、赤ちゃんを抱いた婦人、りんご売りのおばあさん、貧しい少年。

 

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軽井沢パワースポット


マルティンが引きこもり、閉じこもっていたときは、誰一人、マルチンの目には映らなかった人たち。

そして、マルチン自身も、誰からも見てもらえていない存在だった。

 

孤独や死というのは、怖いが、もっと恐ろしいのは、存在を無視されながら生きること。

それは、生きながらにして死んでいるようなもの。

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すべての人、すべてのものには神が宿る。

それらを大切に扱うことは、つまり、

自分を大切に扱うことに等しい。

 

これは、日本には古くから伝わる八百万(やおよろず)の神の考え方に通じる。

 

 

愛を持って行動していけば、必ず、つながりが生まれ、孤独から抜け出すことができる。

 

 

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